排水設備設置の基準(条件)
2007年12月3日
排水設備の設置するときの基準(条件)
排水設備工事は、業者が行いますが、みなさまが管理しやすいようにきちんとした排水設備を設置して頂くため、村では条例や規則で次のような設置基準を定めています。
材質及び構造
硬質塩化ビニール製品、陶磁器、コンクリート、その他耐水性の材料で、不浸透、耐久構造にする。
排水管の大きさと勾配
使用区分 | 排水管の内径 | 勾配 |
---|---|---|
小便器・手洗器・洗面器 | 50ミリ以上 | 2/100以上(1メートルで2センチの勾配) |
台所・浴場・洗濯場 | 75ミリ以上 | 2/100以上(1メートルで2センチの勾配) |
大便器・桝相互を連結する排水管 | 100ミリ以上 | 1/100以上(1メートルで1センチの勾配) |
排水設備の固着箇所の工事方法
- 接続固着箇所の管底が食い違わないようにする。
- 勾配に注意する。(逆勾配にならないようにする。)
- 接続箇所をモルタルで目地し、管内面にはみ出したものは、除去する。
排水管の施工方法
- 管の集合点、屈曲又は内径若しくは種類が違う管の接続箇所には、汚水桝又は掃除口を設置する。
- 掃除口は、(1)の場合及び管の延長が、その内径の120倍を超えない範囲で適当な箇所に設置する。
- 汚水桝は、内径15センチ以上のプラスチック桝を設置する。
- 汚水桝の管底は、集合又は接続する管の内径に応じたインバートを設置する。
- 汚水桝は、密閉蓋を使用すること。
付帯設備
- 雨水が流入しないようにすること。
- 水洗便器、浴場、台所等の汚水流出箇所には、トラップを取り付ける。(臭気対策)
- 浴場、台所等の汚水流出口には、固形物が流れないように目幅10ミリ以下のごみよけを設置する。
- 油脂類が流出する箇所には、油脂類遮断装置を設置する。
- 地下室等の自然流下が十分できない場所には、ポンプ装置を設置する。
- 大便器の洗浄にフラッシュバルブを使用する場合には、逆流防止装置を設置する。
- 水洗便所に村営水道水以外の水を使用する場合は、当該導水装置を村営水道に連結できません。
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